トム・クルーズ『オブリビオン』 感想

5月31日公開、トム・クルーズ主演のSF大作、『オブリビオン』見てきました。監督・脚本は、本作が監督2作目のジョセフ・コシンスキー、出演はトム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、モーガン・フリーマンです。

ストーリー

2077年、エイリアンの侵略により地球は壊滅寸前だった。生き残った人類は、土星の月タイタンに移住をするため、一時的に『テット』と呼ばれる宇宙船に避難していた。

ジャック(トム・クルーズ)は荒廃した地球に残り、ドローン(監視ポッド)の修理を行っていた。ある日、ジャックは宇宙船の墜落現場からジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。ジャックは、60年前からコールドスリープを行っていたはずの彼女に見覚えがあり、また彼女も、ジャックの名前を口にするのだった。

一つのほころびから、次第に現実に疑問を抱き始めるジャック。なぜ地球は荒廃したのか、なぜ自分はここにいるのか、なぜ彼女は自分を知っているのか。全ての答えを探すため、ジャックは決意する。


雑感

製作費1億2千万ドルと、超大作の予算規模で全編ほぼCG、荒廃した未来の地球を美しく描いたSF作品です。

SF映画における地球侵略はわりとよくあるモチーフですが、結末はまさかの展開でした。書いてしまうとネタバレになってしまうので詳細は控えますが、アイデンティティとは一体何かを考えずにはいられない、そんな衝撃を受けた結末だったように感じます。

あくまでエンタメ作品ですが、観ようによっては難しいテーマですので、誰かと感想を共有するのも面白いのでは。

ちなみに僕は結末があまり好きではないです。彼は彼でないのでは?と思ってしまったのが原因ですが、観た方はどう思われたでしょうか。


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